西本歯科医院ブログ

2018.11.15

TCH(上下歯列接触癖)について

大阪市北区天神橋の西本歯科医院です

今回は諸悪の根源 虫歯、歯周病と並んでお口の健康を害する原因である
TCH 上下歯列接触癖についてご説明させていただきます

これはすべての患者さんに知っていただきたい ものすごく大事なことなのです
TCH Tooth Contacting Habit の略なのですが
定義として「非機能時に、上下歯列を接触させている癖」で東京医科歯科大学顎関節治療部がつけた名称です
皆さんの多くは 上下の歯は いつも咬んでるものじゃないのかと 驚く方も多いかもしれませんが
実は会話しているとき、食べ物を咬んでいるとき 食べ物を飲み込むとき以外は 上下の歯は 安静空隙位といって離れているのが本当なのです

生理的には本来上下の歯の接触時間は一日24時間の内 20分程度なのです
でも食事だけでも三食で20分以上かかるのではと思いますよね
でも食事中も食べ物が歯と歯の間にあるので 実際最後に噛み切ったときのみ 歯と歯が接触するのです
歯よりも食べ物が固いことは 無いですもんね
なので上下の歯の接触時間は一日で20分程度なのです
多くの方は唇を閉じると歯と歯が咬み合って ずっと噛んだままになっているのです
僕たちが患者さんに指摘すると それが当たり前と思っていたり 気づいていなかったりする人が ほとんどです
ではこのTCH歯列接触癖があるとな字が悪いのでしょう

僕に言わせると TCHhsお口の健康を害する諸悪の根源と言っても過言ではありません
TCHが引き起こすお口の害について説明いたします
まず 歯の咬合痛 咬合痛というのは 歯を噛み合わせたり 物を咬んだ時に痛みを感じることです
患者さんは咬んで痛みを訴えているのに 虫歯でも 歯周病でもない レントゲンを撮ってもこれといった異常がないときは ほとんどがTCHが原因です
TCHによっていつも咬みあわせて歯が圧迫されていて過敏になって わずかにあたっただけでも痛みを感じるのです
またTCHがあると 詰め物や被せによけいな負荷がかかり 接着剤が溶けやすくなって 
外れやすくなります
それどころか 歯が部分的に欠けたり ヒビが入りやすくなります
その他 TCHは舌痛症の原因にもなりやすいのです 

舌痛症とは舌がピリピリ ジンジンする やけどしたように痛くなる病気です
TCHがある人は舌にもいつも力が入っていて 舌が固い状態になり それが舌痛症を引き起こす原因の一つであると言われています
その他 いろいろな お口の弊害を引き起こすTCHについて これからもこの場で
詳しく説明させていただきます

特に 顎関節症との 関連についてや 治療改善法は これからご紹介いたします
TCH上下歯列接触癖につきまして 気になる方は 是非
大阪市北区天神橋の西本歯科医院にご相談ください